ゴーレム100 - アルフレッド・ベスター

シマとグレッチェンの内面とかもっと読みたい! 虎よ虎よが好きだからかなぁ… いやもちろん凄く面白いし豪華絢爛極まる情報をこの本は与えてくれる。

風の歌を聴け - 村上春樹

デビュー本。 今思うと、この人の書く僕の台詞は洒落たというよりはどこかエロゲーの主人公ぽい。 最初に買ったのか海辺のカフカとかだったので随分楽に読めた。 連作らしいので一応全部読む。

祈りの海 - グレッグイーガン

流行のSFらしい。 ネタも色々面白いが、そのどれもが自我とか自己に帰結、収束してくのがこの人の書き方なのかなと思った。 自分が信じている、いた世界がある日急に変わっても自分で在ろうとする人。ばかりだった。 個人的には何もかも知っちゃってるいけ好…

「虎よ、虎よ!」 - アルフレッド・ベスター

おもしろすぎる… 映像、音、ストーリーの流れ、感情、台詞、アイディア。 渾然一体となってジェットコースターのように進む。 今までで一番面白いSF。

スキズマトリックス

蝉の女王を補完するお話。

ハイライズ

高層マンションに住む人達に起こる変化…

カエアンの聖衣

面白い。楽しい。こんなにわくわくしながら読んだのは久しぶりかもしれない。 SFってすげー。

タクラマカン

「招き猫」 日本好きの著者が日本を舞台に書いたもの。 外から見た日本が面白かった。 「クラゲが飛んだ日」 共作。経済とかベンチャーとかのがなんかうるさく感じてしまった。 「小さな、小さなジャッカル」 これもあまりSFではないような リアルとSFをうま…

「新世界より」 - 貴志祐介

上巻は面白かったが下巻はイマイチ… 「クリムゾンの迷宮」ベースに天使の囀りを混ぜた印象。 ミノシロモドキなんてまんま「ゲーム機」だし。 学校やなぜ世界がそうなったかのは「教団」ぽい。 相変わらず読ませるし、面白いと思うんだけど… 最初は視覚をやけ…

連結方式

連結方式 - ところてん - 棒状炭水化物 『連結方式』読んだ - pouda::memo 『連結方式』 狩野ハスミ 成人向け。 「VISION」しか読んでないですが。 絵が凄い書き込み、とても巧い。えろい。 なのだがそれ以上に、主人公達の痛みが伝わってくる。 良くも悪く…

蝉の女王

寒冷や酷暑、真空、低重力、容赦なくふりそそぐ宇宙線…。苛酷きわまりない大宇宙に生きるため、人類はおのれの肉体そのものを改造しはじめた。ある者は遺伝子工学を駆使して肉体そのものを改変し、ある者は肉体とハイテクの融合に未来を見出した。やがてそれ…

こころ

親友を裏切って恋人を得たが、親友が自殺したために罪悪感に苦しみ、自らも死を選ぶ孤独な明治の知識人の内面を描いた作品。鎌倉の海岸で出会った“先生” という主人公の不思議な魅力にとりつかれた学生の眼から間接的に主人公が描かれる前半と、後半の主人公…

ブラッドハーレーの馬車 - 沙村広明

一回目は流し読み程度だったので もう一度読んでみた 面白い 冬目景のイエスタディをうたっては日常を淡々と描いていたが こちらは少し特殊な時代背景の場所を淡々と描く 描写は僅かにグロいながらもそれよりも痛い精神的苦痛 しかしそれを美しいとさえ思え…

「ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち」 - ポール・グラハム, 川合史朗

ログ漁ってたら読んだ事になってなかった 金でできたエッセイ集

2007年面白かった漫画

第五位:大東京トイボックス 大東京トイボックス(1) (バーズコミックス)作者: うめ出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス発売日: 2007/03/24メディア: コミック購入: 10人 クリック: 125回この商品を含むブログ (109件) を見る 小学生の頃にゲーム作りたいと思…

姑獲鳥の夏 - 京極夏彦

前半の薀蓄が長い・・・中盤以降は早く進む 悪い意味で少し呆気に取られる結末も尻すぼみな後付な感じが漂う この本は本の中の京極堂も言っているとおり 「式がわからずに答えだけ見ると訳がわからなくなる」 それを語り手であり物語の式が分かっている京極…

号泣する準備はできていた - 江國香織

珠玉とはこーゆーものを指すんだろうかと思った 少ない時間で読める粒の揃った短編集

ばいばい、アース

あっという間に読んでしまった ブレーキの壊れた冲方丁すごい 予定だと12月で4巻が出るはずだったのに今見たら1/25発売・・・ 早く読みたい!

Friends―恋愛アンソロジー

通勤の電車で一話ずつ読めるボリュームが良かった(ひどい感想) アンソロジー三部作の中ではそんなに面白くなかった

「人間失格」 - 太宰治

なんかすっげー面白かった 他人事じゃないというかなんというか この鬼気迫るモノが完全な創作とは思えない

キスよりもせつなく - 唯川恵

id:m_pixyさんお勧めの本 路線的にはぴったりで文章もすんなり入ってくるのだけれど・・・ この話の主人公はちょっと好きになれなかった・・・w

I LOVE YOU - 伊坂幸太郎,石田衣良,市川拓司,中田永一,中村航,本多孝好

id:daresoreさんの言った石田衣良ずるいの意味がわかった

マルドゥック・ヴェロシティ - 冲方丁

うひーすごいやこの本 スクランブルでも面白かったのにそれに重みが文字通り彼の重力が加わったイメージ あとがきとか読んでいると著者自身が眠らない男に近い状態で書いていたのかと思えてくる

「おいしいコーヒーのいれ方 (9) 聞きたい言葉」 - 村山由佳

なんかまた間延び

「僕の小規模な失敗」 - 福満しげゆき

イタタ・・・ なんであの場でこういう事いうのこの子はーと思う本

「とるにたらないものもの 」 - 江國香織

著者がどんな人なのかイメージが沸き親近感を覚えるエッセイ集 これはどこでもいつでも読める本なんだなぁと感じる 読んだときの状況で受ける印象が変わる 長く付き合える好きな本になりそう

「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」 - 桜庭 一樹

同時に劇薬小説も消化中 ぐいぐい読んでしまったが読後感は悪くないまさに砂糖菓子

「マルドゥック・スクランブル」 - 冲方丁

ぱるさんとへぼめがねさんが面白いといってたので買ってみた 一週間で三冊読んでしまった こんな速さで読んだのはクリムゾンの迷宮以来 次はヴェロシティ買ってこなきゃ

「日本沈没」(6) - 小松左京、 一色登希彦

漫画読んでて鳥肌が立つなんて久しぶり

「LOVERS―恋愛アンソロジー」

どれもこれも何か引っ掛かりのある終わり方 手放しでハッピーとは言えない短編集