万豚記 紅大陸坦々麺

久々にヤバイものを食べた。二郎のインパクトを超えたねこれは。
二郎では舌がビリビリしたため、インパクトが大きかった。
それを上回るショック。
ぱっと見は普通の坦々麺で卵の黄身が載せられていた。鮮やかな組み合わせ。
草、葉と花椒、五香粉のような刺激臭とは言い過ぎか…異国情緒漂うスパイシーな香りがする。
スパイススキーとしてはこの時点で期待はマックス*1
一口目で滑らかな辛味と甘味、スパイスの香りと黒胡椒のような刺激が舌に伝わる。
数秒後に辛さが来る…が蒙古タンメンとか食べたことがある人には大したことがないと思う。あれの普通のを10とすると5位の辛さ。
しかし、二口目から何かおかしい。味が変わる。
そして、舌に纏わり付く膜のような感覚。なんだこれ。人生初の感覚。
舌全体にうっすら膜が貼ったような…舌で歯を舐めても取れない…
最初は気にしてなかったんだけど、舌がこうなってから更に旨味を感じるようになった。
だんだん、これはちょっとヤバイか?と思い、水で洗おうと水を飲むと水が酸っぱい…!
なんだ?甘味がわかんない!?
その時点でこれは体に悪いかなーと断腸の思いで残す。
その後二日ほどお腹の調子がよくありません。
刺激的なラーメンでした。



ググるとこんなのが出てきた。

味覚を変化させる物質も知られており、ギムネマ酸とミラクリンがあげられる。
ギムネマ酸はインドで自生するギムネマ・シルベスタの葉に含まれており、これを食べた後ではショ糖の甘味を感じなくなる。
これは、甘味受容体に対するショ糖の結合をギムネマ酸が競合阻害していると考えられている[5]。
ミラクリンはアフリカで自生するミラクルフルーツ(リカデッラ・ドゥルフィカ)の実に含まれており、これを食べると酸味は消失し甘味として感じられるようになる。
これはミラクリンが酸味受容体を抑制すると同時に甘味受容体の特異性を変化させるためと考えられている。

紅大陸担々麺の説明には「本場屋台の味の坦々麺!少し癖があります」とかだったんだけど、こちらの味覚を変えてくるとは恐るべし。ギムネマ酸入り坦々麺。

*1:この後は落ちていく的な意味で