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論理的思考の復興


諸君 私はオープンソースが好きだ
諸君 私はプログラミングが好きだ
諸君 私は論理的思考が大好きだ
「KISS*1! PFP*2!! D&C*3!!!」



よろしい、ならば論理的思考の復興を果たそう。
プログラミングに論理的な思考が必須なのではない、我々は 論理的な思考を愛し、その手段によって問題が解決される故に、 論理的な思考に基づいてプログラムを書くのである。



いかにしてプログラムを書くか、我々の持つ手段は直感あるいは論理的思考である。インスピレーションに基づいてプログラムを書いたときの気持ちよさはすばらしい。しかし、人に与えられたインスピレーションの回数は有限である、それは神がお決めになったことであり、自分自身が持っているインスピレーションがあと何回残っているか、それを知る術は残念ながら無い。いつでもいくらでも直感が湧くと考えておられるなら、あなたは傲慢である。歴史を振り返ってみるがよい、ほとんど全ての画家、作家、音楽家には「成熟期」と「末期」が存在している。速く走れば走るほどゴールは近くなる。



一方で、論理的思考はそれが論理的であるが故に何回でも適用することが出来る。紀元前より論理的思考は生み出され、洗練され、受け継がれてきたのである。これは人類の築き上げた貴重な財産であり、我々は学び習得すべきである。 今、私の手元には昭和29年発行の茶色じみた丸善の叢書がある。この本は私が愛してやまない神保町の明倫館書店で手に入れたものである。



『いかにして問題をとくか How to Solve It -- George Pólya著 柿内賢信訳 丸善株式會社』



論理的思考に基づくプログラミングは、この古い本の表紙の裏に書いてある。 表紙をめくるだけで、論理的思考とは何かを瞬時に理解できる。 目次すら見る必要はない! 今年はPólya がこの世を去ってから22年目である。



そこで、Pólyaの言葉を引用する代わりに私の解釈を述べよう。

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