デスマーチ体験記 - エクスブロージョン

そんなこんなでプロジェクトも最後の締めが近づいてきました

この頃は体重は通常時の10k減、目の下のクマは常にある状態でした
顔を合わせた知り合いが口々に
「大丈夫?」
と第一声で聞いてきたのが心に残っています


デスマーチで燃え尽きているのか
社内にいる亡霊に取り付かれているのか
疲れているだけなのか

食欲等も一切失せて栄養補助食品が主食になっていました

ここ何ヶ月かは朝に帰り、日が沈む頃に会社に来るようになっていました
太陽を見た記憶がありませんでした・・・

顧客側で決定したことが夜に通知され
それを修正して次の日の顧客側が会社に来るまで(大体朝8時)
に転送しておくという事になっていたのです


そしてチーム内に流れる疑心暗鬼
バグ、仕様変更等の言葉にみんな過剰に反応していました
チームの仲もどんどん擦れていきました



それでもなんとかプロジェクトは終わり
顧客側に納品はできましたが
この後に休日消化の為に宛がわれた一週間の休みは
高熱をだして寝込んでいました・・・


これがこの業界の仕事か・・・

次のプロジェクトに備え、眠りにつきました

  • 社内は電気が消える事が無いので不夜城と呼ばれていました
  • 気づいた人もいるかと思いますがプログラマがドキュメントを書くという作業は一切ありませんでした、分からなかったらソースを追え! そう教えられていました
  • このプロジェクトが終わっても隣のプロジェクトはデスマーチな状態なので次は其処へ投入されるのでしょうか・・・