A君現る!

愚痴になってしまうけれど…


その人とのある日のやり取り

仮にその人をAとします

Aが物体の回転でちょっと困ってしまい
A「kennakさ〜ん これ動かないんですけど〜」
と聞いてきました…
僕「回転の順番が間違ってるんじゃない? printfしてみな〜」

A「やったんですけど〜 あってるぽいんです〜 でも動かないんです〜」

合ってたら動くだろ…!
仕方ないのでソースを見に行く…
僕「ん〜? 何がしたいの? これは」

A「指定されたところに配置して向きも指定したいです」

僕「角度指定だとデザイン大変だしプログラマも直感で分かり難いからクォータニオンにしてみれば?」

A「クォータニオンってなんですか?」

僕「へ? 回転を表してくれる便利な数列…かな」

A「どうすればいいんですか?」

僕「…ちょっと待って…これは何で回転がおかしいか分かってる?」
もしかしてマトリクスが分かってないんじゃ…こいつ…まさかね…

A「はい〜 ちゃんとやってるんですけど 思ったとおりに動かないんです〜」

ぴき…!
プログラムは思ったとおりじゃなく書いたとおりに動くんだよ…?
しかもマトリクス解ってないよ…よく使ってるな…

僕「…え〜と、とりあえずマトリクスについて調べてみて」

A「は〜い」

…

しばらくして

A「kennakさんクォータニオン使ったらうまく動きました〜」

おぉ クォータニオン解ったのかやるなぁ…

僕「お〜 便利でしょう?」

A「はい〜 見てください〜」
ソースを見に行く…
!?え… この使い方は…??
僕「これは何をやってるの?」
なぜかマトリクスを各軸角度で回転させ、
それをクォータニオンに変換、
それともう一つのクォータニオン(これはなんだか解らん)と掛け合わせてマトリクスに変換…
??
僕「こうしたらできました〜」
自信満々


…どうしよ…こいつ本物だ…!
僕の細胞がこいつとは関わるなと言っている!

僕「あーこれは何で動いてるか解ってる?」
しばしソースを見ながら沈黙
A「…」

おぃ…勘弁してくれ なんだこの物体は…同じ人間とは思えない…言い過ぎ>僕

こんな人とこれから3ヶ月仕事をしていきます…