ま た か

という訳で恒例のちゃぶ台返しの時間です。
今回はログ。証跡とか言うヤツですね。
大体、どの機能にもオマケ程度で考えられているんじゃないでしょうか。
うっかり「ログなんてエラー時だけで良い」なんて言うと、とある方面から砲撃されるのでお気をつけ下さい。
何が問題かってログの方式に全てを記録するって記述されているんです。
別に通信記録とか、ログイン記録とか、エラー記録とかそんなんだと思うじゃないですか。
けれど、引っ掛かる所はそのままにはしておけません。とりあえず確認。


け「全てってどういう事ですか?」
すると彼は真顔で言いました。


A「全てとは文字通り全てです」と、
僕は戸惑いながらも聞き返します。


け「通過するデータも?」
激しく胸が張り裂けそうです。


A「はい」
マジデスカー。



け「バイナリですよね?」
A「はい」
ヤルキダナキサマー。



け「えーっと、すいません確認しますよ?ここにデータ量が記載されていて」
A「はい」
け「んでこっちの資料に件数が出てます」
A「はい」
け「大雑把に一日三万件として稼動が300日とすると年間で9000000件です」
A「そうです」
け「んでこっちのデータ量の平均から余裕率掛けて件数と合わせると4500テラバイト位の領域が居るんですが…」
A「そんなになりますか」
ナンダッテ。
け「…全てを記録する根拠はなんでしょうか」
A「異常を検知する為です…」
ダメダコイツハヤクナントカシナイト。
け「…ちょっと後でまた相談させてください」



うわーん。もう誰だよこれ通したヤツー。
こんな資料出したら笑われながら怒られるよーなんだよ4500テラって3年間だったら13ペタかよムーアの法則もびっくりだよ。
苦笑いしながら仕事してたら同僚から嬉しそうですねってやかましいわこの分量が目に入らぬか!
でもペタってなんかかわいいですよねって皆してペタペタ言い出しやがってウルサイわ足音か!
くそー他人事だったら笑えるのにー