マネー・ボール - マイケル・ルイス(著),中山宥(翻訳)

マネー・ボール (RHブックス・プラス)
「結果に繋がらない才能なんて、才能とは呼べない」
死んだ。何この本面白すぎる。
野球のデータは言語であり、正しく解釈されれば意味を持つ。
今の自分にプログラマの生産量の差、良いプログラマというのは測れるんじゃないだろうか?
という大切なことになりそうな小さな考えをくれた。
この本は言う、本が言うというのはおかしいのだけれど良い物語とは饒舌なものだ。
習慣を測ることが本質知ることなのだ。と。
結果、成果だけで測ってしまうと偶然や他の要因により引き起こされていることとの判別がつかない。
得点に繋がらない打率になんの意味があるのだろうか?
野球は3アウトになるまでは何が起こるかわからない。
ならば良いチームとはアウトにならない確率の高いチームだ。
アウトにならない選手とはどんな選手だろうか?
翻って良いプロジェクトとは何だろうか?
失敗するプロジェクトと成功するプロジェクトの違いは?
プロジェクトはどれも違うとは言うが、見落としていることがある。ということが問題なのではないか?
成功するプロジェクト、良いプログラマの習慣とは何だろうか?