去年と今年

去年の初めにテーマは「考」と宣言していた。
ついでに一昨年のもみたらどうやら漢字一文字にこだわってるようだ。
マイペースと書いたので漢字に直すと「私」か。
去年は色々あり忙しく、考えていたこともまとまったり、形になったりした。
今までの積み重ねてきたその年ごとのテーマを踏襲しつつ、年を取っているなと感じることができた。
個人的には大変に有意義な一年だった。
今年は今まで以上に忙しくなるし、考えることも増える。
その中で時間を自分のものにするためには、「私」というものが一番大切だと考える。
ここでいう「私」は自分個人を含む自分に関連するもの全てを指す。仕事、プライベート、人格、家族、友人、時間、リソース、配分。
自分に関わる全てのことに迷い、考えて進んできた。脳汁が出なくなるほど考えることもたくさんあった去年。
今思い返すと、日記に宣言したせいでこうなったのではないかとすら思える。
そして常に「私」という結果が残った。



結婚し、家族ができて「私」を構成する一要素になった。
自分の中では拍子抜けするほどすんなり生活がシフトできたのであまり大きな出来事という印象はない。
それは彼女のお陰でもあるのだろうと思う。感謝してもしきれない。



怒りが頂点に達すると冷静になるように、忙しくなり過ぎて、却って見つめ直し、考えることができた。
馬鹿なようだが、閃きにちかい形で「私」が「私」であるという確信を得てしまった。
何かを考えるときに過去の自分を見返し、先を考えるようになった。
自分の限界に気付いたに近いものでもあり、厨二病のようでもあるのだが、感じたものを言葉にしてみると確信ということになった。
確信ということらしい。正直よくわからないし、気味が悪くもあるのだが、他に表現ができない。



そんな「私」ですが、今年も宜しくお願い致します。