頭痛いから病院連れてって

いきなりの急展開。
え?え?え?もうパニック。落ち着け落ち着くんだジョー!諦めたらそこで試合終了ですよ。まずは深呼吸!ヒッヒッフー!
着替えて準備して、近所の病院調べて調べて調べて比較してありがとうGoogle!それいけGoogle!ネットとデータだけが友達さ!
最悪の事態も想定して設備の整ってる病院をば。
しかし、家を出るときにキーケースにつけているお守りがぶっちぎれる…
ドアをバーンと開けて飛び出た瞬間に金属音、ちゃりんみたいな。なになになに?
割と験を担ぐタイプなんですよ僕。誰に貰ったか思い出せないけど。
一応拾って小物入れにぶち込んでアクセルオン。
横切る黒猫。ちょちょちょストップ!止まれ!止まって!猫ー!止まって下さい!はいお願いしますー!
思わず鳴らしたクラクションにびっくり子猫驚き桃の木フルブレーキ。猫まっしぐら大和発進イスカンダルへ。見事に横切られた。縁起の悪さテンパイ。
まぁワイン樽の上に黒猫が乗るとそのワインの出来は良いって言うしね。この野郎。
子猫だからって調子に乗りやがって可愛いは正義とかやかましいわ。今度あったら猫缶でおびき寄せて頭を撫でてやるから覚えてろ。
まぁそんなこんなで車に乗ると人格が変わる事で有名な僕ですがもういきなりハイパーモード。気分はスーパーサイヤ人
ちなみに助手席に座っても変貌するので大変うざがられます。もうお前運転席でいいよ的な。
普段なら20分掛かるとこを5分の短縮に成功。走行速度は秘密。警察官も真っ青。
いや真っ赤になって追いかけて来る。来るっていうか来てた。しかも追いつかれた。ラヴレターだと思ったら違反切符みたいな。
車の中で病院に電話して救急へ、駐車場に入れて女医さんに見てもらう。
結果痛み止めを処方される。なんでもなくて良かった。
帰り際に女医さん可愛かったねって死にそうだったのに余裕あったんだな。テンパってたのは俺だけかブルータス。
可愛い女医さんの診察2000円。違反切符5000円。財布の中身プライスレス。