wHite_caKe - ハチミツひめのしあわせとふしあわせ〜その1〜

自己評価が低い為(?)誰かを尽くす事で関係性を維持する人の例のクリップ

「昔、聞いた話なんだけど、育児において、過度の溺愛、甘やかしは、愛情不足と一緒なんだってさ。お菓子屋の真ん中につれていって、子どもが欲しがるだけ欲しがるモノを与えれば、その子は身体を壊す。なのにそんなこと考えずに与えられるだけのものをありったけあげちゃうってのは結局、子どものためじゃないだろ? 自分の気が済めば構わないってことだろ? それは子どもがどうなろうと構わないっていう、無関心な親と同じだよな。おれは似たようなものを、ミツミちゃんに感じる。許すべきじゃないこと、そんなことをしたらツキオのためにならないことを、ミツミちゃんは受け入れたんだ」

wHite_caKe - ハチミツひめのしあわせとふしあわせ〜その2〜

「思えばミツミちゃんは、自己評価がすごく低かったよね……自分のことがあまり、好きじゃなかったのかもしれない」

「というか、全然好きじゃなかったんだろ。自分の遺伝子を持った子どもなんて好きになれないって言葉が、端的にそれを示していると思うが。んで、彼女の過剰な献身は、たぶん全部、そこに繋がってくると思う。ミツミちゃんは、『彼女』ってものの完璧な理想のイメージを持っていて、そのイメージ通りにならなきゃいけないと思っていたんじゃないかな。現実の自分のままでは愛されないに決まってるって、思いこんでいたんだろ。そんでこれは当然、彼氏にとっては息の詰まる状況なわけだ」

wHite_caKe - ハチミツひめのしあわせとふしあわせ〜その3〜

だめんず・うぉ〜か〜?とか言うらしいが
互いに現状が良かったんだろう
彼氏彼女っていうのはどちらかがダメになったら別れればいいやみたいな免罪符に思えた
どちらかがどちらかに寄り掛かるのもよくないし
もちろん私が愛したんだからあなたも愛してよみたいのは論外
人間関係もネックを見つけてカイゼンしないといけない
人間って難しい