脊髄で書くプログラマと脳で書くプログラマの絶望的な差

凄いと思う憧れるプログラマの殆どは脊髄で書く人達だ
憧れるからには追いつきたい



まずは何が違うのか
題名の通りだが脊髄で書く人達はとりあえず書く
この時点で彼らは偉大な事をなんなくやってのけている


そう「Fire and Motion - 射撃しつつ前進」*1をだ


簡単に言ってしまうとコードを書くまでの一歩
脳で考える人達はついメールをチェックしたりRSSをチェックしたりしてしまう(僕だけかもしれない)
これの解決策はGTDでのタスク管理やペアプロ等が有効だ(他にもあるだろうか?)


しかしペアプロをしてしまうとフロー状態*2(プログラマが生産性を最大にできる時間)には持っていけない
この時点で脊髄で書く人達は脳で書く人達と最初の一歩で少しリードを広げる
彼らは始業10分で既にフローの中に居るのかもしれない


そしてもう一つ
トム・デマルコの


「プレッシャーをかけても思考は速くならない。」*3


脳で考えてプログラムを書いている限り
飛びぬけた生産性は出せないという事
(毎日フロー状態で常に仕事をし続ければ別かもしれないが)


思考速度は一定速度以上はでない
そしてこれはどんな人も大して変わらない
この間も手を動かしている人達はその両の手に経験値を積んで行く
綺麗で読みやすく生産的なコードを脳ではなく手に覚えさせていく
一日毎に少しずつ拡がっていくかもしれない僅かな差



脳で書くプログラマが脊髄で書くプログラマに追いつくには同じように手を動かすしかないのだろうか*4

*1:Joel on Software - 射撃しつつ前進

*2:Radium Soft Ware Dev - Into The Zone

*3:デッドライン

*4:彼らの弱点とこちらの強みもあってそこがポイントなのだろうがこれはまた別の話なので割愛